不妊治療用語集:不妊症の治療方法に関する用語
- 不妊症
- 不妊症とは正常な夫婦生活があって、2年以内に妊娠しない状態
- 一般不妊治療
- タイミング療法から人工授精までを一般不妊治療と呼ぶ。
- 人工授精
- 排卵時期に精子を直接、人工的に子宮内に注入する方法。良好な運動精子を選別し濃縮して使用する。
- 配偶者間人工授精(AIH)AID
- 夫の精子を使用する人工授精
- 非配偶者間人工授精(AID)
- 精子提供者の精子を使って行う人工授精。夫が無精子症あるいは極端に少ない場合、精子に遺伝的疾患があるに限る
- タイミング療法
- 排卵を予測して、性交タイミングを指導する方法。排卵の予測には基礎体温、超音波による卵胞径の計測、血中・尿中の黄体化ホルモン(LH)値などを調べる。排卵誘発剤を併用することもある。
- ART
- 体外受精、顕微授精などの先端生殖補助医療技術。
- 顕微授精(lCSl)
- 卵子と精子を体外に取り出して受精させ、受精卵(胚)を子宮腔に移植する体外受精の一種なので、採卵数を増やす目的で、通常は排卵誘発が行われる。顕微鏡下で人為的に、精子を直接卵子の中に一個注入して受精させる。精子減少症、精子無力症などの男性不妊の場合に用いられる。
- 体外受精 胚移植 (lVF-ET)
- 卵子と精子を体外に取り出して受精させ、受精卵(胚)を子宮腔に移植する方法。 採卵数を増やす目的で、通常は排卵誘発が行われる。
- 体外受精 体外培養 (lVF-IVM)
- スプレキュアやHMG製剤を使用せず、自然周期の7日〜10日目で直径7〜10mmの卵胞を吸引し、未熟な卵を体外で受精可能なまでに培養していく方法。OHSSやPCO(多嚢胞性卵巣)などの症例のOHSS予防として行う。
- ウルトラロング法
- 体外受精の排卵誘発のための卵巣刺激方法のひとつ。GnRHアナログ(スプレキニア・イトレリン・ナサニール)を長期間使用後、月経3日目よりHMG剤を使用する。
- ショート法
- 体外受精の排卵誘発のための卵巣刺激法。GnRHアナログ(スプレキュア・イトレリン・ナサニール)を月経開始時より使用し、月経3日目ごろHMG剤を使用する。フレア現象を利用しながら、HMG剤を使うことで、複数の成熟卵胞を作ることを目的としている。
- ロング法
- 体外受精の排卵誘発のための卵巣刺激法。GnRHアナログ(スプレキュア・イトレリン・ナサニール)を前周期の月経高温期より使用し、HMG剤を月経3日目ころから使用する誘発方法。確実に自分のホルモンを抑えながらHMG剤を使うことにより、複数の均等な成熟卵胞をつくることを目的としている。
- TESE-ICSI
- 男性不妊(無精子症)の場合、精巣より、針などで精巣内の精子を採取し、それを用いて顕微授精すること。
- Friendly IVF
- 従来のGnRHahMGの過排卵誘発にかわり、クロミフェンやアロマターゼ阻害剤周期に適度のhMG製剤を使用して行う体外受精。OHSSが予防出来る。
- Coasting法
- 卵胞誘発の過程で、多数の卵胞ができて血中ホルモン(E2)値が上昇した場合OHSSになる危険を回避するため、一時的にHMG製剤の注射を中止し、卵胞が一部閉鎖して血中ホルモン(E2)値が3000ぐらいに下がってから採卵をする方法。